向田邦子の全ドラマ―謎をめぐる12章

向田邦子の全ドラマ―謎をめぐる12章

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198604585
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0074

内容説明

向田ドラマの舞台を歩く・東京文学散歩Mapを収録。

目次

第1章 なぜ、「父」は森繁久弥なのか?
第2章 なぜ、寺内貫太郎は怒るのか?
第3章 なぜ、青年は「他人の家族」が好きなのか?
第4章 なぜ、後妻は先妻に勝てないのか?
第5章 なぜ、女は“阿修羅”になるのか?
第6章 なぜ、男は男をかばうのか?
第7章 なぜ、父は「弱い父」になったのか?
第8章 なぜ、妹は姉を、弟は兄を憎むのか?
第9章 なぜ、「父」は愛を告白しないのか?
第10章 なぜ、若妻は自慰するのか?
第11章 なぜ、向田邦子は長編小説にこだわったのか?
向田邦子の東京物語

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

43
後輩の脚本家による向田ドラマの解析本です。賢兄愚弟(家族熱)や男女の三角関係(あ、うん)、メインの人物の対照性、他人の家族を「聖家族」と捉える(冬の運動会)など、言われてみるとなるほどなと感じることがありました。そして実は向田さんが真正面から描こうとしたのは「性」だったという事実(阿修羅のごとく)。没後35年たった今も高い人気を誇る理由がわかったような気がします。2016/12/12

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