内容説明
ジュリアスは世界一の赤ちゃんだとおとうさんもおかあさんも、口をそろえます。でも、おねえさんのリリーは赤ちゃんなんか、大っきらい。「ジュリアスなんかいなくなってしまえ」と思うのでした。ところが、いとこのガーランドがジュリアスの悪口を言うのを聞いて…。おねえちゃんになったばかりの子の複雑な気持ちをストレートに描きます。5歳~。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
ねずみの女の子リリーのお家は弟が生まれたばかり。みんな弟に夢中でリリーは面白くない。なのでついついイジワルしてしまうのだが、いとこに弟の悪口を言われて…。2019/08/20
timeturner
3
お姉ちゃんネズミにすごく共感してしまった。このテーマを扱ってる絵本は多いけど、たいていはきれいごとで簡単に解決させている。でも、実際にはこのくらい根の深いものだし、それでいて、このくらいあっけなく、思いがけないことで解決するものなんだよね。作者はよくわかってる。2017/07/14
つづみーろ
1
爆笑!購入しようかな2018/09/18
kokotwin
1
妹や弟ができるのって楽しみだけど、いざ生まれると、確かに生活が変わるからさびしくなるよなぁ。リリーの気持ちわかるなぁ。2017/12/26
のん@絵本童話専門
0
東京子ども図書館推薦。ねずみの女の子リリーは赤ちゃんを待ち遠しくしていたのに、いざ生まれてきたら両親からの愛を一心に受けているのを見て、大憤慨!いなくなればいいのに!と赤ちゃんにいじわるをし、またそうするほどに自分の居場所もなくなっていくような気持ちになっている。しかし、ある時弟のことを悪く言うのを聞いて…。リリーも同じことを言っていたのにね!ステレオタイプ的ではあるが、弟妹を持った兄姉の気持ちが描かれている。2023/05/01
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