Tokuma novels edge
ヤングガン・カルナバル・スペシャル―ファイトバック・ホンコン

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198508302
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

カルナバルが終わり、息つく暇もなく毒島、塵八、弓華の三人である事件を片付けるために香港へ向かう。飛行機で移動中、毒島は瞼を閉じ昔を思い出す。高校生の虚とソニアと毒島は、ハイブリッドと同盟を組んでいる香港の犯罪組織『灣仔十』に加担することに。三人は戦いつつも香港を楽しんだが…?由美子に自分の正体を打ち明けるか悩む塵八(『典型的未成年の殺人者』)。名門女子校に潜入し、伶と似た少女と出会った弓華(『ブーゲンビリアを、愛をこめて』)。卒業式の当日に襲撃される将一(『平等院将一の長い一日』)など、全六話収録の特別番外篇、短篇集。

著者等紹介

深見真[フカミマコト]
2000年に第1回富士見ヤングミステリー大賞を受賞した後、02年には角川Next賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

38
自分が殺してきた敵にも大切な人がいたんだということを認識して動揺する塵八っつぁん。でも切り替えも早いね。/表題作での毒島の虚さん好きぶりが半端なくてヤバい!そしてソニアさんとは絶対、いい酒が呑めたなと思いました(笑)台湾でのラーメン屋さんの描写が美味しそうすぎます。/それにしても「お嬢様命」な流毅君と流毅君にデレながらはっ叩いたり、乗馬鞭を使う琴刃ちゃんに「主従愛、爆発しろ!」と言いたい。そして白猫のために顔の小皺を秘かに取ったり、体を絞ろうとする志保さんと相変わらず、初心なアリサが可愛すぎて僕は辛い!!2015/01/16

とーちゃん

5
短編集。終わりたくなくてずっと読んでなかった。次で終わりだ。まだ最終巻読み終わりたくない。大好きです。みんな殺し屋なんだけどいい人間たちだな。あっさりと人は死ぬんだけど。挿絵も最高だな。2013/06/25

3
短編集。日常的な。見てみたかった毒島、椿、真田のトリオの過去編を読むことが出来たのはよかった。あと最後の卓球はにやり。2009/09/06

ひーたろー

2
本編とばして短編集。会長の話が好きだ! ってか会長…いい人なんだよな…。卓球勝負の結末はなんだかとっても笑えます。琴刃、そんなキャラだっけ? 本編より読みやすくて面白かったです。2014/07/19

凪音

2
再読。この中ではブーゲンビリアが一番好み。 でも、毒島の俺が殺すまで、という一言には何も敵わない気がした。 歪んでいることはきっと承知で言ってるんだろうが、自覚的に歪んだ人間は嫌いじゃない。 無自覚に歪んでいる人間はただ醜悪なものにしかみえない。2011/12/05

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