Tokuma novels
怨霊記 魔洞界〈2〉異形通天閣

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  • サイズ 新書判/ページ数 361p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198506247
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

大正と重なる明治最後の年、明治四十五年七月三日、天皇睦仁が倒れる寸前、商都大阪の地に、天を貫く鋼鉄の建造物が姿を現した。高さ二百五十尺に達する大きな鉄塔“通天閣”であった。この地に真名瀬舞と安倍北麿が向かっていた。そして来栖夢情と西連寺蘭の姿もあった。四人は大日女の未然語りにより、送られてきたのだ。なぜか、この地の地脈が狂っていて、交錯する地脈が噴出しないという。あり得ないことが起きているのだ。

著者等紹介

千秋寺亰介[センシュウジキョウスケ]
大阪生まれ。作家であるとともに陰陽道研究家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

叡福寺清子

0
話はほとんど進んでいない.アメリカのフリーメーソンと将門の現状だけの巻.後2巻あるので回収ネタがあるのかもしらないが.あとグロ描写少なめだったのもイマイチ.2013/06/16

natsu

0
地の文は綺麗で、通天閣が出来た時代の様子や薀蓄がすらすら読める。なのに登場人物の会話はびっくりするほど違和感がある。会話パターンも、事情を知っている者が知らない者を馬鹿にし、そして知らない者が大げさに驚くという流ればかり。飽きてきた。そんななかで、最後の坂元の動きは光ってた。ようやく見せ場が来たなぁ。2012/01/28

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