感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青龍
11
道原版銀河英雄伝説の読み返し終了し、続けてこちらを購入。原作は、既読。ユリアンが成長したなあ、と感じた巻。アッテンボローの鍵の話が好きだわー。2017/09/24
放蕩長男
4
銀河英雄伝説コミカライズ作品の、第2部です。キルヒアイス亡き後、ラインハルトと中立地帯フェザーンの水面下の攻防が描かれます。原作小説と比較すると、どうしても省略される場面が目立ちますが、逆に独自に追加された場面もあり、いい味を出しています。ヤン提督やビュコック提督の、社会システムへの考え方は、いつも示唆に富んでいます。「民主主義は間違ってはいない。問題は制度と、それを支える精神が乖離していることなのだ」理想的な民主主義というものは、なかなか実現しませんね。2017/06/11
Yukiko Yosuke
2
キルヒアイスの死からユリアンのフェザーン赴任まで。キルヒアイス亡き後のラインハルトはうじうじしていて好きではないのだが、ヒルダの登場で救われた感がある。キルヒアイスが死ななかったら・・・と考えるが、そうなると圧倒的に帝国軍の方が有利になるのでそれは話の流れ上ありえないのだろうと今更ながらに思ったり。2015/04/29
Yukiko Yosuke
2
クーデターで国力を落とした同盟軍、内乱で国力が増強された帝国軍。微妙なバランスが崩れた今、フェザーンが暗躍を開始する。旧貴族群の残党を利用し、皇帝を誘拐、同盟へ亡命させる。ラインハルトは、皇帝を誘拐した同盟を打つ大義名分を手に入れたことになる。そして、イゼルローン回廊ではなくフェザーン回廊を経由して同盟側へ侵攻するという、これまでの常識を破るラインハルトの戦略。小説を読んで結果は知っているのだけれど、早く次が出てほしい。文庫本で。2014/08/06
えだの
0
要塞対要塞がない、査問会もない、モルト中将の件も飛んでてびっくり。でもそれよりも、ライヒル要素高くて動揺した。いいよいいよー!好き2016/09/03