- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 徳間AM文庫
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シブ吉
62
日本アニメ映画史上の屈指の名作、「ルパン三世・カリオストロの城」。宮崎駿監督の劇場長編デビュー作は、冒険活劇の要素が存分に詰め込まれ、公開から年数を経ても、その輝きは色あせない。同書は、劇場公開から四年後に出版され、いまだに版を重ねているのが凄い。後半部分の公開直後と、四年後の宮崎駿監督のインタビューを通し、ルパンに対する想いと、カリオストロの城のヒロイン・クラリスに対する想いを綴った文章を読むにつけ、その後の「カリオストロ公国」はどうなったのか、想いを巡らせてしまいました。2013/04/14
saga
12
カリ城が公開4年後の、宮崎駿監督がクラリスを語る短過ぎるアニメージュの再録。まあ映画の絵コンテ本と思えばよいのだが、書名から「その後のハイジ」のような内容を期待していただけに、少しがっかり。2013/06/06
o2
7
「カリオストロの城」から4年、宮崎駿が振り返った文章などが載っている。一番良い言葉だなあと思ったのは宮崎さんの文章ではないが、「未来少年コナンがコナンとラナの愛の物語であるとするならば、カリオストロはクラリスとルパンの絆の物語なのだ」と言う言葉だ。絆を言い換えると信頼であろうか。「ああ、なんということだ、その子が信じてくれたら、ドロボーは空を飛ぶ事だって、湖の水を飲み干す事だって出来るのに。。。」まさに信頼し合う二つの魂に私達は感動するのだ。2012/06/30
nchiba
5
2010年6月に21刷か。人気の程がよくわかる。僕は大好きだけど、子供たちも大好きだもんなあ。この作品。 今はルパンの気持ちがしみじみとよくわかる年齢になってしまったのだなあ。。。2011/07/21
おじ
4
何!?これカリ城の続編じゃないの?半分以上が映画のフィルムブックで残りが宮崎駿のインタビュー集だった。まあそれでも映画の裏話が読めたからよかったかな。2015/05/02
-
- 電子書籍
- 猫灰だらけの解き直し【分冊版】 2 電…