内容説明
42年間、「患者自身が治療の主役」をモットーに「教育医療」を実践し、地域の人々の健康を支えてきた町医者・乾達先生が、多忙な診療の合間に院内紙「いのち」に綴った、健康・医療、教育、戦争と平和、原発事故など“今”を見据え未来にエールを贈るエッセイ。
目次
第1章 病いと医療
第2章 学びと教育
第3章 憲法第九条を守る
第4章 環境を守る
第5章 原発事故に思う
終章 ご機嫌よう
著者等紹介
乾達[イヌイススム]
1935年静岡県庵原郡袖師村西久保(現在の静岡市清水区西久保)に生まれる。1962年日本医科大学卒業。東京医科歯科大学病理学教室で学んだ後、長野県佐久総合病院内科、青梅市立病院内科に勤務。1970年父・蕃の診療所の跡を継ぐ。1979年清水地域医療研究会発足。地域訓練事業(リハビリ教室)の普及に努める。1987年精神障害者の生活支援にかかわり始める。1997年精神障害者の憩いの場「ワークステーション・どんぐり」誕生。2000年「NPO法人精神障害者生活支援よもぎ会」設立、精神障害者の地域生活支援の活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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