内容説明
ついに明かされる、“カーラスの槌”探索行!ドラゴンランス戦争初期のクリン。タニスら一行は、パックス・タルカス砦にてドラゴン卿ヴェルミナァルドを破る。彼らはドラゴン軍の追跡を逃れようと、救出した難民たちを連れ、300年間閉ざされてきたドワーフ地底王国へ向かうが…。ドワーフ王国の秘宝“カーラスの槌”―邪悪な竜を討つ聖なる槍ドラゴンランスを鍛えた、伝説の槌。『ドラゴンランス』のシナリオに存在しながらも語られずにいた、“カーラスの槌”をめぐる感動の冒険秘話が、完全初邦訳で登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
11
ドワーフのフリントの活躍がいぶし銀。そう持ってきてくれたので、嬉しい。2019/07/05
Book Lover Mr.Garakuta
11
物語りの合間を紡いだ本。ドワーフ渋すぎる。重要な位置づけの本で、王道をゆく本の一冊である。2019/06/26
そら
5
『カーラスの鎚』、トルバルディン解放をドワーフのフリントの活躍を中心に書いてある番外編。 【戦記】では大事な部分なのに省かれていたけど、やっと読むことが出来た。 フリントの活躍が嬉しい。2014/07/01
Kesera
3
ゲームを元にしていますが、重厚な世界観が確立されたファンタジーであり、多くの作品に影響を残した作品として語り継がれるべき名作「ドラゴンランス」。その第一部のスピンオフ作品。指輪物語のような壮大で緻密な設定でいながらキャラもほどよく立っていて、これ以上の海外王道ファンタジー小説は正直ないんじゃないかな。今作もその世界に引き込まれた。2011/12/24
Port
2
王道ファンタジー!の外伝。分厚い! 本編でカットされてた話が読めて、こう繋がっていたのかと納得できる話でした。 しかしまぁとにかく登場人物が魅力的。 自分が所属するモノへの利益が一番な、自分本位な主人公パーティが世界を救おうとするというね。 「ファンタジー」世界の「小説」なのにそこが妙にリアル。フィクションでありがちな絶対的な正義感をもっていない。言い争って失敗して反省して謝って...。そのキャラクターの生きてる感じが引き込まれる所です。2017/01/14
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