内容説明
カレーと並んで日本の国民食ともいえるラーメン。日本食でもないのに、何故これほどまで日本人に愛されるのだろうか。本書はアジアの各地を歩き回りながら、麺の種類と作り方、具、スープ、薬味、さらには、アジア各地に広がっているラーメン文化圏の比較論など、さまざまな角度からラーメンについて考える。ラーメンがなければ夜も日も明けぬという気鋭のフォト・ジャーナリストがラーメン好きに贈る渾身の一冊。
目次
第1章 文化麺類学入門
第2章 ラーメン共同体
第3章 カレーとラーメンのはざ間で
第4章 焼きソバ放浪記
第5章 そして日本ラーメン