出版社内容情報
少年時代から武術にも戦術にも秀でていた義経。しかし最後は悲劇的な運命をたどります。 永遠のヒーロー、義経の生涯を描きます。
内容説明
現在から、時をさかのぼること八百余年。源平争乱の世をかけぬけた、ひとりの若き武将がいた―。武将の名は源義経。さまざまな伝説を生み、いまなお愛される英雄・義経の活躍と悲劇をたどり、波乱に満ちた生涯をえがく悲しくも華々しい歴史絵巻。小学中級から。
目次
第1章 牛若丸から義経へ(雪のふりしきる道;鞍馬山のてんぐ;その名は源九郎義経;さかえる平家一門)
第2章 兄弟のめぐり会い(立ちあがった頼朝;富士川の合戦;なみだの対面;京都の朝日将軍)
第3章 英雄の時代(初陣での大勝利;一ノ谷の合戦;つぶよりの百五十騎;平家をほろぼす)
第4章 英雄のさいご(梶原景時のうったえ;追いつめられた義経;さすらいの旅はつづく;ふたたび奥州へ;燃えあがる館)