内容説明
田舎の暮らしと人々に惹かれ、「廃墟はリゾートである」が持論である著者は、山形県は月山の麓にン十万円で廃屋を購入、季節住民として生活してきた。そんな著者が、全国各地の田舎からやってくるオモシロそうな話に誘われて、北は秋田から南は愛媛まで、訪ね歩いた体験記。高度成長に煽られる都会暮らしで、時間が足りない、空間が足りないと感じている人たちに贈る好評ふるさとエッセイ第3弾。
目次
1 むじな沢だより(和紙の里見聞録;秘宝月山丸の噂;3代将軍の秘宝;あるフィリピン花嫁;マムシの弁当箱;果子狸はハクビシンか?;人気者 ほか)
2 にっぽん見聞録(県人会;農家株式会社の誕生;パラグライダーの飛ぶ村;脱サラ農民になる法;かくれ里の村芝居;虎姫さまとカロムで遊ぶ;瀬戸内巡回診療船 ほか)