内容説明
専門家が語る犯罪捜査と身元確認のサイエンス、驚異の現場。
目次
第１章 法歯学への道
第２章 日航機墜落事故を想う
第３章 個人識別・最後の決め手
第４章 法歯学は奉仕学である
第５章 生かされている自分
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふたば
6
焼けたり、長時間を経て白骨化し、身元を特定することが困難な遺体でも、身元が特定できる情報があれば、その情報をもとに、調べることができる。歯も、相当な長期間を土中や、水中に置かれていてたとしても、残って個人特定を可能とする。カルテがあれば、ほぼ間違いなく特定できる。死人に口なしなど、とんでもない。むしろ饒舌に自分について語りかけてくる。これは、著書やテレビ出演でもお馴染みの上野先生も言っていることだ。その言葉を聞き逃さないために、粉骨する法医学者、法歯学者、人類学者さんたちに敬意を表したい。2018/04/19
はたすぎ
0
日航機墜落事故でも活躍した法歯学。 歯医者に入っておこうと、ほんの少し思った。
