内容説明
1986年、年初から始まった原油価格の暴落と「円高」は、70年代のインフレの鎮静のみならず「デフレ時代」の到来を告げるものである。本書は、20世紀末まで続くと予測される「デフレ時代」を好機会としてとらえながら、一方でそれへの対応いかんが企業の運命に、さらには個人生活にまでどう影響するかを示した。それは同時に厳しい選別の時代の到来をも意味する。それゆえ過去の体験にこだわる発想は捨て、しなやかな感性に裏づけられた知恵ある発想にどう転換すべきかを説く。
目次
序章 始まったデフレ時代―石油の値下がりがその原動力
第1章 「デフレ」とはなにか
第2章 世界的なデフレに対応するには
第3章 日本のデフレと世界
第4章 デフレ時代と生活
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