感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
志村真幸
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シリーズの第2弾。1982年に出た単行本の文庫化。 今回はカメムシでありながら鳴き声を出すホソコバネナガカメムシ、タコが陸に上がって芋畑を荒らすという伝承、狩人蜂、アオマツムシの日本への渡来と広がり、カモシカなどがテーマとなっている。 いずれも対象を観察し、思考し、調べてといったあたりがじっくりと描かれているのがおもしろい。昆虫少年だった読者にはたまらない一冊だろう。 ただ、あまり明確な結論が出ていないの残念。解き明かしきるのが難しいのはわかるが、もう少し頑張ってほしかった。 2018/02/03
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