内容説明
高知県安芸郡田野町は、幼稚園から中学校まで連携した町ぐるみの英語教育を実践している。その実践のユニークな点は、1・10年間という長期的な見通しに立った英語教育であること。2・小学校段階から本格的に文字学習を導入していること。3・異学年(校種)合同の英語授業を行っていることである。本書の目的は、これらの点を軸に展開する田野町英語教育の全容を紹介することである。
目次
第1章 田野町の歴史と文化と学校
第2章 田野町における英語教育のあゆみ
第3章 幼小中連携型英語教育のアプローチ
第4章 10年間を見通した田野町英語教育の展開
第5章 英語音声の基礎づくり
第6章 楽しい文字学習への挑戦
第7章 異学年(校種)合同の英語授業
第8章 中学校英語の変容
著者等紹介
村瑞五郎[ムラハタゴロウ]
昭和31年北海道佐呂間町生まれ。昭和61年兵庫教育大学大学院修士課程修了(教育学修士)。北海道教育大学助教授(岩見沢校)を経て、平成10年高知大学助教授(人文学部)。平成13年同教授。専門は第二言語習得論、英語教育学、インターネットと教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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