内容説明
「鑑賞の授業の方法がわからない」という意見を多く聞きます。どんな絵をどのような方法で見せればよいのでしょうか。この疑問に答えたものが本書です。誰もがわかりやすく、誰にでも追試できるように、美術史などの専門的な理論はできるだけ削除し、授業の事実を中心にまとめてみました。
目次
「鑑賞の授業」とは
授業実践(ピカソ作「ゲルニカ」を授業する;ワイエス作「クリスチーナの世界」を授業する;ゴッホ作「アルルの跳ね橋」を授業する;シャガール作「彼女の周辺」を授業する;葛飾北斎作「神奈川沖浪裏」を授業する;ミレー作「晩鐘」を授業する;ゴヤ作「巨人」を授業する;名画鑑賞の授業、どこが面白いのか―子どもたちの感想)
鑑賞の授業を作る(どのようにして絵を提示するか;教室環境をどう作るか;用語をどう指導するか;発問作りのポイント)
応用鑑賞の授業