内容説明
習得型学力は回復しつつあるが、活用力に課題があり、PISA型学力が不振と出た。ではどうするか。身の回りのものを教材化することから始めよう―という提案。カレンダーの仕組み、ハンバーガーの価格比較、トラックコースの設計、海氷の面積など、すぐ使えるユニーク教材満載。
目次
1 算数科・PISA型学力の考察(いろいろな学力観;算数科・PISA型学力のとらえ方;算数科・PISA型学力の育成方法)
2 算数科・PISA型学力の教材開発(OECD・PISAの調査問題の考察;全国学力・学習状況調査の算数「活用」問題の考察;算数科・PISA型学力の教材開発のポイント)
3 算数科・PISA型学力の授業づくり(評価の視点からPISA型学力の授業づくりを考える;PISA型学力を育成する活用型授業と探究型授業;PISA型学力の育成に向けた授業改革)
4 算数科・PISA型学力の教材開発事例(第3学年の教材開発;第4学年の教材開発;第5学年の教材開発;第6学年の教材開発)
5 算数科・PISA型学力の授業実践(第3学年の授業実践;第4学年の授業実践;第5学年の授業実践;第6学年の授業実践)
著者等紹介
中原忠男[ナカハラタダオ]
環太平洋大学教授、広島大学名誉教授、日本数学教育学会会長、中央教育審議会教育課程部会算数・数学科専門部会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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