内容説明
本書では、最近注目を浴びている「名文暗唱」と「漢字文化」にスポットを当てた。どちらも日本や中国に古くから伝わる文化であり、何百年、百千年と受け継がれてきている私たちの貴重な財産である。これらの貴重な財産を題材として、21世紀型の授業として組み立てた。授業では、ちょっとしたポイント、コツを知っておくと子どもたちを知的に集中させ、鍛えることができる。
目次
1 子どもを熱中させる名文暗唱と漢字文化の授業(名文暗唱指導で子どもたちを知的にする方法―名文暗唱システムを作り、子どもたちを熱中させる;インターネットを使った名文暗唱の授業―21世紀型授業で子どもをひきつける;日中友好、上海の子どもたちが集中した漢字文化の授業―知的な授業は、言葉の壁を乗り越える)
2 名文暗唱と漢字の成り立ちで子どもを知的に刺激する(名文と低学年の漢字を扱った漢字文化の授業―入学式から毎日、漢字で鍛える;名文と中学年の漢字を扱った漢字文化の授業―名文は漢字文化によってますます魅力的になる;名文の高学年の漢字を扱った漢字文化の授業―漢字文化で名文を深く理解する ほか)
3 童謡・唱歌を使って日本語と漢字の豊かさを伝える(童謡を使った漢字文化の授業―リズムよく暗唱してから歌詞の意味に迫る;小学校唱歌を使った漢字文化の授業―楽しく知的に歌詞を理解し、唱歌のよさを再発見;美しい日本の調べの歌を使った漢字文化の授業―文字とことばにこだわり、美しい日本語を認識させる)
-
- 和書
- 明治唱歌の誕生