内容説明
今日の社会の大きな変化は、児童生徒の生活のみならず、学校教育にも少なからず影響を及ぼしていると言われている。本書は、こうした社会状況の中で、学校・学級という集団を場として発生する人間関係の諸問題や、生活上の諸問題等々を克服し、望ましい集団活動を通して自らの在り方・生き方を追求する特別活動について、特に新しく教職科目として位置づけられたことを重視して、その歴史や目標と内容、及び各内容の特質と指導計画、さらには評価のあり方などを解説したテキストである。
目次
序 特別活動とは―小・中学校当時の活動を思い起こして考えよう
1章 21世紀を志向する学校教育と特別活動
2章 戦後における特別活動の変遷
3章 特別活動の目標と内容
4章 各内容の特質と指導計画
5章 特別活動の評価
6章 指導案の作成
付録(小学校学習指導要領「特別活動」;中学校学習指導要領「特別活動」)