内容説明
通常の学級では、行動面や学習面の気になる子、特別な支援を要する子に対して、どのように対応すればよいのでしょうか。本書デは、はじめての学級担任でも出来る「集団」と「個別」の両方へのアプローチについて、ユニバーサルデザインと個別の配慮の視点から、具体的な場面における実践事例をもとにご紹介しました。
目次
第1章 ユニバーサルデザインと個別の配慮の2本柱でアプローチ!はじめての学級担任もできる特別支援教育おさえておきたい基礎基本(通常の学級における特別支援教育;「困った気持ち」は「その子を知る窓」;立場で違う保護者の「困った気持ち」)
第2章 通常の学級担任が使える!おすすめ支援スキル(UDって?合理的配慮って?;ユニバーサルデザイン(UD)環境をつくろう
座席は学びの基地
指示と「わからない」「できない」を聞ける環境づくり
板書の構造化で理解しやすくなる
授業をわかりやすく構成しよう
変化のある繰り返しと見えないアイスブレイク)
第3章 タイプ別でよくわかる!はじめての学級担任もできる特別支援事例&対応ガイド(発達障害・発達特性を知ろう!発達障害のタイプ;ユニバーサルデザイン(UD)と個別の配慮の視点から考える!注意欠如・多動性障害(ADHD)事例&対応ガイド
ユニバーサルデザイン(UD)と個別の配慮の視点から考える!自閉スペクトラム症(ASD)事例&対応ガイド
ユニバーサルデザイン(UD)と個別の配慮の視点から考える!学習障害(LD)事例&対応ガイド)
著者等紹介
赤坂真二[アカサカシンジ]
1965年新潟県生まれ。上越教育大学教職大学院教授。学校心理士。19年間の小学校勤務では、アドラー心理学的アプローチの学級経営に取り組み、子どものやる気と自信を高める学級づくりについて実証的な研究を進めてきた
岡田広示[オカダコウジ]
1973年兵庫県生まれ。上越教育大学教職大学院准教授。兵庫県公立小学校に20年間勤めた
関原真紀[セキハラマキ]
1971年新潟県生まれ。上越教育大学教職大学院准教授。18年間の小学校勤務では、通常の学級に在籍する発達障害のある児童生徒の学習面や行動面の指導・支援に取り組み、学級担任や通級による指導において実践研究を進めてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 空想科学読本 〈9〉