出版社内容情報
授業でのICTの活用が日常的なものになってきた今、体育学習におけるVRの活用が注目されています。VRで何ができる?機器の取り扱い方法は?VRを効果的に取り入れた授業づくりは?…気になっていたVRの世界を実践事例とともにわかりやすく解説します。
内容説明
授業でのICTの活用が日常的なものになってきた今、体育学習におけるVR(Virtual Reality)の活用が注目されています。体育の学びをより深いものにできる魅力的なVRですが、そもそもVRって何?どうやって体育で使うの?VRで何ができるの?機器の取り扱い方法は?…と疑問や不安を感じている先生もいるかもしれません。そこで本書では、初めてVRを活用した体育授業に取り組む先生方に向け、基礎知識をわかりやすく解説し、コンテンツの具体や実践事例を紹介しています。巻末にはVRにまつわる用語集も収録しており、VRを活用した授業に取り組む際に必要な知識や情報が1冊に詰まっています。本書をガイドに、ぜひ子どもたちと一緒にVRの世界を体験してみませんか?
目次
1 VR×体育授業―Q&A解説(VRって映像を見たり、ゲームしたりして使うけど、それを体育でどうやって使うの?;VRなんて体育で必要なの? ほか)
2 デジタル&グローバル時代の体育学習―基礎知識(1人1台端末時代の体育学習の「いま‐ここ」;デジタル&グローバル時代に求められる体育 ほか)
3 VR・メタバースのはじめの一歩―アプリ紹介(VRとは何か?;メタバースとは何か? ほか)
4 VRを活用した体育授業―実践事例(動きの感じを追究する「跳び箱VR」;思考力を育む「跳び箱VR」 ほか)
5 実践化への道―ポイント解説(実践するための準備をしよう!;実践の計画を立てよう! ほか)
著者等紹介
鈴木直樹[スズキナオキ]
公立小学校に9年間勤務。在職中に、大学院派遣教員として、上越教育大学大学院で学び、2003年3月に修士課程を修了。その後、東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)に進学し、2007年3月に修了(博士(教育学))。2004年3月から2009年9月まで埼玉大学、2009年より東京学芸大学に勤務している。2008年には米国のニューヨーク州立大学コートランド校、2007年には豪州のメルボルン大学で客員研究員として国際共同研究に取り組んだ。体育における学習評価の研究を中心にしながら、体育教師教育の研究、社会構造主義の考え方に基づく体育の授業づくり研究、体育におけるICTの活用や遠隔体育に関する研究に学校教員や企業と連携して取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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