出版社内容情報
人間関係形成能力を育て学びやすく居心地のいいクラスづくりへ!子どもたちの「つながる力」を引き出すことで、学級は最高のチームになります。6年生の1年間365日の学級づくりについて、月ごとのポイントをまとめてわかりやすく解説した、6年担任必携の書です。
内容説明
本書は、これまでの「教師が子どもをつなげてまとめようとするクラスづくり」から、「子どもたちのつながる力を育てることによって学びやすく居心地のいいクラスづくり」へと発想の転換を促す「挑戦の書」です。テーマになっている「つながる力」=人間関係形成能力は、対話や協働という学習キーワードに伴って、また社会に出た時に必要な力の基礎を養うという視点から、近年これまで以上に注目されてきました。他者の考えや立場を理解し、相手の意見を聴いて自分の考えを正確に伝えることができることで、学級というチームはより学びやすく、居心地のいいクラスになります。また子ども達も安心して過ごすことが出来、様々なことに挑戦し、力を伸ばすことが出来るのです。本書が読者の皆様のこれからの学級づくりの一助になれば、これにまさる喜びはありません。
目次
第1章 なぜ、いま「つながる力」か(世界の中の日本人の幸福度;私たちの幸福度;日本人のつながり方 ほか)
第2章 「つなげる」から「つながる」へ(「教師のつなげる力」と「子どものつながる力」;6年生はどんな学年?;学級経営で成果を上げる「願い」×「実践」)
第3章 人間関係形成能力を育てる学級経営365日 6年(春休み 願いと向き合い方針を定める;4月 学級の土台をつくる;5~7月 学級の土台を固める ほか)
著者等紹介
赤坂真二[アカサカシンジ]
1965年新潟県生まれ。上越教育大学教職大学院教授。学校心理士。ガイダンスカウンセラー・スーパーバイザー。日本学級経営学会(JACM)共同代表理事。19年間の小学校勤務では、アドラー心理学的アプローチの学級経営に取り組み、子どものやる気と自信を高める学級づくりについて実証的な研究を進めてきた。2008年4月から、これから現場に立つ若手教師の育成、主に小中学校現職教師の再教育にかかわりながら、講演や執筆を行う
〓橋朋彦[タカハシトモヒコ]
1983年千葉県生まれ。現在、千葉県公立小学校勤務。文科省指定の小中一貫フォーラムで研究主任を務める。市教育委員会が主催する初任者研修や若手研修で、算数や数学の授業公開をし、講師を務める。教育サークル「スイッチオン」、バラスーシ研究会、日本学級経営学会などに所属。算数と学級経営を中心に学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。