THE教師力シリーズ
THE説得 学級指導編

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  • サイズ B6判/ページ数 127p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784183482181
  • NDC分類 374.1
  • Cコード C3337

内容説明

子どもの心をほぐし、納得させる「この言葉」、説得=「なるほど率×関係性×キャラクター」、子どもと心が通い合う言葉がけの極意。学級づくり場面で子どもを納得させる「語り」のポイントは?クラス替えや学年集会、傷ついている子どもや問題行動のある子どもへの対応、清掃指導や思春期特有の悩みまで、学級づくりの様々な場面での子どもたちへの説得としての「語り」について、その妙をまとめている。

目次

子どもの価値観を変えるのが説得である!
「やり方」と「あり方」
「変心」を自然に促す説得の原則
説得は、言葉だけではない
説得力とは、“言葉の力”と“説明力”の総和である
説得の極意
自制と自律から、自立へ導く
納得へつなぐために
分かり合えないことを知った先に
児童を説得し、全体のムードをつくるべし
親愛の情と懐の深さ
生徒との人間関係を識る学級づくり~哲学をもって学級に語る教師を目指す
心の通い合う語りを求めて
柔らかな説得の必要性
「聴く準備」で「語り」の演出をする。そして、一度で一人の「同志」をつくる
学級は一つの社会だ
自分のメディア力をあげる
学んで今に至る~学級を変えるって!?
やめさせる説得と勧める説得
あなたはもう「説得」されている~瞬間芸の「説得」なんて存在しない

著者等紹介

堀裕嗣[ホリヒロツグ]
1966年北海道湧別町生。北海道教育大学札幌校・岩見沢校修士課程国語教育専修修了。1991年札幌市中学校教員として採用。学生時代、森田茂之に師事し文学教育に傾倒。1991年「実践研究水輪」入会。1992年「研究集団ことのは」設立。現在、「研究集団ことのは」代表、「教師力BRUSH‐UPセミナー」顧問、「実践研究水輪」研究担当を務める傍ら、「日本文学協会」「全国大学国語教育学会」「日本言語技術教育学会」などにも所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えぬ

2
学級での説得の仕方を20人の実践家が語る!やはりあり方が大事か。2015/07/29

にくきゅー

0
語るチカラを身につけたいと思い手にとった。子どもに語るうえで大事なことは二つあると思った。一つは、子どもにとって自分がどんな存在か。この本には、何を語るかではなく、誰が語るかという言葉が繰り返し使われていた。説得しようとするなら、まず子どもたちの心に届く自分でいなければならない。もう一つは、納得感。これはイマココの話。語り方、語る内容を工夫し、子どもに納得感を生むのが大事。2017/02/05

U-Tchallenge

0
生徒指導編に続き、学級指導編を読んだ。生徒指導編と共通する内容が多かったように感じた。おおざっぱになるが、再び論考をまとめてみる。①わかり合えないことを計算に入れる、②普遍的な「正しさ」を軸にする、③子どもたちにメタ認知の視点を与え続ける。このようにまとめてみた。わかり合えないということは了解しておかないといけないな、と改めて感じた。なぜなら、そうでもしないと勝手にわかり合える、と思い押しつけてしまうから。他にも最終的には在り方が問われることになる、というのが印象的であった。2020/05/25

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