内容説明
本書では、「立て直しのエキスパート」に、そのノウハウを直接指導、側方支援の双方からご提案いただきました。現場からの生の声は、「立て直しのポイント」だけではなく、「予防の視点」にもなります。
目次
「折れ」ないコツ
システムチェンジで構造的に立て直す
厳しさと愛情の中で取り戻す
確固たる指導哲学と毅然とした態度が秩序と安定をもたらす
教師の在り方を通して、メッセージを伝える―集団と個へのアプローチをバランスよくとる中で
点が線になるまでしっかりと待つ
荒れに立ち向かうにはチーム意識が必要
「学級崩壊」の定義によって教師の対応は異なってくる
フラれているのだ…「凌ぐ」しかない
立て直すには自己認識から―自分がわからなければ始まらない
子どもと教師の関係、子どもと状況(モノ)との関係を紡ぎ直す
「教室素読」から始める立て直し―まずは教師が声を出す
暗闇があるからこそ、さす光は美しい 苦しさがあるからこそ、人はやさしくなれる
現状を把握し、「ちゃんと」の価値観を子どもたちと共有していくために
授業始め・終わりの挨拶から見える立て直しの5原則
チームで「認めてほしい」思いに応える
著者等紹介
山田洋一[ヤマダヨウイチ]
1969年北海道札幌市生まれ。北海道教育大学旭川校卒業。2年間私立幼稚園に勤務した後、公立小学校の教員になる。教育研修サークル・北の教育文化フェスティバル代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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