内容説明
紫式部と清少納言が打ったらどんな結果になるか、松尾芭蕉はどのくらい強かったのか。夏目漱石は?正岡子規は?さらに杜甫は?蘇東坡は?残された作品だけが推理の材料。
目次
碁のうた 碁のこころ―紫式部から漱石まで(巨人の棋風と棋力を推理する;道真、ザル碁を観戦す―菅原道真;道真、最後の囲碁讃歌―菅原道真;碁の和歌は「斧の柄」ばかり―紀友則;本因坊算砂の教え―本因坊算砂 ほか)
碁のうた 碁のこころ―中国の大詩人たち(蘇東坡は碁を打ったのか;昔、碁盤は十七路だった―読曲歌;妖艶な碁の詩―劉孝綽;昔、碁盤は紙でつくった―杜甫;詩の一番人気は爛柯伝説―孟郊 ほか)
著者等紹介
秋山賢司[アキヤマケンジ]
1946年、神奈川県川崎市生まれ。囲碁観戦記者として朝日新聞の名人戦を担当。ペンネームは春秋子。囲碁ライターとしては「週刊碁」や各囲碁雑誌に執筆。季刊の個人通信誌「凡鳥庵だより」を発行している。日本棋院・囲碁殿堂ノミネート委員
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