出版社内容情報
社会科で「個別最適な学び」はこう実現しよう!教材研究と単元デザイン、授業づくりのポイントについて具体的な授業モデルをもとに徹底解説。自由選択的な学習モデルや事例選択的な学習モデル、課題設定的な学習モデルなど多様な学習形態での取り組みをまとめた実践編。
内容説明
本書は、「そもそも個別最適な学びとは何か?」という問いからスタートした書籍です。できる限り実践を通して解説し、実践モデルを詳しく収録したいという想いから、“理論編”と“実践編”の2冊構成でまとめました。本書は、その“実践編”です。第1章では授業づくりの基礎基本について解説し、第2章は単元まるごとの実践記録として、(1)自由選択的な学習モデル(2)事例選択的な学習モデル(3)課題設定的な学習モデルの3つのモデルで、解説しています。授業の具体像がより具体的にわかるように、教材研究から子どもの学ぶ様子やふり返り、「個別最適な学び」成功のポイントについて、実践を通して詳しく解説しました。
目次
1 「社会科×個別最適な学び」授業づくりの基礎基本(資質・能力を育成することが目的;「個別最適な学び」と「協働的な学び」;「個別最適な学び」を実現する14の勘所)
2 「社会科×個別最適な学び」自己決定的学習モデル(自由選択的な学習モデル―6学年「室町文化と力をつける人々」;事例選択的な学習モデル―6学年「全国統一への動き」;課題設定的な学習モデル―6学年「江戸の文化と学問」)
3 自律的な学習者を育てる手立てと教師の役割(通常の一斉授業と自由度の高い自己決定的な学習;自律的な学習者を育てるポイント;「問題解決的な学習」の中で自律的な学習者を育てる ほか)
著者等紹介
宗實直樹[ムネザネナオキ]
関西学院初等部教諭。授業研究会「山の麓の会」代表。1977年兵庫県姫路市夢前町に生まれる。大学では芸術系美術分野を専攻し、美学と絵画(油彩)を中心に学ぶ。卒業論文は「ファッションの人間学」。大学卒業後、兵庫県姫路市の公立小学校、瀬戸内海に浮かぶ島の小学校を経て、2015年より現任校へ。様々な場所でフィールドワークを重ね、人との出会いを通じて独自の教材開発を進めている。社会科教育、美術科教育、特別活動を軸に、「豊かさ」のある授業づくり、たくましくしなやかな子どもの育成を目指して、反省的実践を繰り返す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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