目次
第1章 子どもを脅かしている諸問題(混迷深まる教育現場;変革を迫られる学校・教師)
第2章 子どもの危機を救うこれからの「評価観」(子どもの生きる世界を垣間見る―子どもは何を学び、何を目的に活動を進めているのか?;子どもはどのような自分を理解してほしいのか―子どもを理解するために必要な評価観とは;子どもの自己形成を生き生きと描くとはどういうことか)
第3章 学童期における自己形成を描く(かっこいいヒーローになる夢を追って今を精一杯生きる藤田君;仲間から嫌われる生き物に心を寄せながら、平等感をはぐくんでいく新田君 ほか)
第4章 自己形成をとらえる視点―観察対象児を例に―(居場所やよりどころを確かにする幼児期から低学年;仲間との関わりや自分をみつめを深める低学年から中学年;対象が持つ意味を吟味し、生き方を高める中学年から高学年)
第5章 自己形成を支える特色ある学校経営(学びの相互作用が創る学校文化;子どもの自立を促す校外活動;地域との連携;自己形成をとらえるための研修体制)