内容説明
アジア人で初めてワールド・バリスタ・チャンピオンシップで優勝した、世界一のバリスタ(第15代ワールド・バリスタ・チャンピオン)が歴史、地理から時事問題、嗜み方まで、コーヒーの教養を1冊に詰め込みました。
本書の話題の一部
・欧米のエスプレッソに対し、なぜ日本ではドリップが主流なのか?
・世界や日本でコーヒーが飲まれ続け、カフェがなくならない真因
・ファストフード店やコンビニで提供される低価格高品質のコーヒーの裏側
・気候変動により存続が不安視されているコーヒー栽培
・世界一のバリスタが教える家でできる簡単で美味しいドリップの手順
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』著者・三宅香帆氏との対談も収録。
読書に欠かせないコーヒーの魅力をバリスタと文芸評論家が語り合います。
※本書は『世界のビジネスエリートは知っている教養としてのコーヒー』(2023年)を加筆修正のうえ新書化したものです※
※カバー画像が異なる場合があります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
テリー
31
世界一になった日本人バリスタが著した、コーヒーの歴史とビジネスの概要を知ることで、コーヒーの未来について考える、コーヒーに対する愛に満ちた本です。産地や器具など名前は聞いたことはあるけれど、実は何かと聞かれるとよく分からない、そんなハテナを優しく解消してくれる本でもあります。 自分が好きなコーヒーは、酸味が少ないブラジル産をおそらく使用しているローソンのホットコーヒー。けれどいつかは、著者が言ってるからではないが、純粋に高価格でもスペシャルな体験が出来るかもしれないコーヒーを飲んでみたくなった。2026/02/14
kanki
29
日本の禅、精神の解放が目的。コーヒーも同じ。世界史、エチオピア→イスラムメッカ→フランス→イギリス→ブラジル。現代の主流は、エスプレッソ。日本は独特、純喫茶、アイス、コーヒーゼリー。ドリップの手間と作法は、茶道や禅につながる。インフューズドコーヒーの問題。価格は、先物、各国の方針と投資目的で変わる。サービスとしての飲食は、味だけでなく体験。面白かった。2026/05/08
sheemer
23
世界バリスタチャンピオンによるコーヒーの歴史、生産方法・流通の変化などを概説した本。ビジネスの現場の人なのでマーケティングを含め納得できる現場感がある。コーヒーのビジネス書かつ著者なりの自己実現の指南書でもある。茶と禅を日本のコーヒー文化のコアと捉えているのがユニーク。最後においしい珈琲の淹れ方の手順と、三宅香帆氏との対談がついている。別に増永菜生氏の「カフェの世界史」という本があるが、こちらはカフェの側からコーヒーを見つつ歴史や文化も語るので、この2冊で大体コーヒーのポイントは全部押さえられそうに思う。2026/05/05
Garfield
19
Audible コーヒーの歴史、産地、流通・製品化過程、豆の種類、淹れ方、気候変動の影響等、コーヒーに関わる様々なことがコンパクトに纏められていて、勉強になりました。自分の中であまり意識しておらず勉強になったことは、「17世紀のロンドンで隆盛したコーヒーハウスは、単なる喫茶の場ではなく、知識人・商人・政治家が集い議論を交わす場として機能し、音楽文化や保険制度、ジャーナリズム等が生まれ、近代社会制度形成に影響を与えた」こと。コーヒー飲みつつ、好きな本を読み、自由に語れる場を大切にしなくちゃ。 ★★★★☆☆☆2026/06/06
aloha0307
18
珈琲☕にはかなりの思い入れがあり、10年前までは自分で焙煎&挽いて楽しんでいました(いまは 挽く のみ)😇 著者:井崎さんはワールド・バリスタ・チャンピオンシップの優勝者(アジア人初 ホントすごいね🌟) アラビカでもロブスタでもないユーゲニオイデス種がいま話題なのだね(ぜひ飲んでみたい😇) 珈琲業界のサステナブルな発展のためには、「よいものに対して、きちんとお金を支払う」ことが肝要なのだね😇2026/04/05




