目次
「やまなし」の授業記録から学ぶ
向山学級の指名なし討論
正岡子規の短歌と俳句で討論を仕組む
「変だ!」と思うところに注目した発問づくり
縄文・弥生時代をテーマに指名なし討論
ステップを踏んで「指名なし討論」のシステムをつくる
討論を支えるのは「ノート指導」である
一年生一学期から始める討論の指導
『指名なし発表』から『指名なし討論』へ
金子みすゞで討論に挑戦―意見をどう二つに対立させたか?〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あべし
4
全然読めていなかった。 わかった気になって昨年度1年間、指名なし討論をやり続けた。本当に子どもたちに申し訳ない。 頭の中にあったのは指名なし討論までのステップだけだ。それまでにどのような手立てが必要であったのか、そこを完全に見落としていた。だから、自分の指名なし討論はうまくいかなかったのだ。 この本を読んで新たに気づいたことがある。討論が成り立つ条件についてここには書かれていたが、この本の内容を分析して行き着いたのが、「討論が成り立つ学級の条件」だ。 ここまで育てるから指名なし討論ができる。2020/03/25