内容説明
アクティブ・ラーニング(AL)は、育成すべき資質や能力を育むために、子供たちが「どのように学ぶか」についての検討の中から提示された用語である。「深い学び」「対話的な学び」「主体的な学び」の三つの視点の統合を図る、「学びの文脈を創る」授業づくりが重要である。本書では、Part1でアクティブ・ラーニング型授業の基盤となる基本的な考え方について、Part2で国語教室づくりのための具体的な手立てを紹介し、Part3~5で「深い学び」「対話的な学び」「主体的な学び」の三つの過程を重視したアクティブ・ラーニング型国語授業づくりのポイントや実践例を示している。
目次
1 アクティブ・ラーニング型国語授業スタートのために(自立・協働・創造を志向する国語教室づくり;学びの文脈を創る国語授業づくり ほか)
2 自立・協働・創造を志向する国語教室づくり(学習環境の整備;学習形態の工夫 ほか)
3 深い学びの過程を重視したアクティブ・ラーニング型国語授業づくり(言語活動を通した指導事項の習得と活用;国語科における問題解決的な学習指導の充実 ほか)
4 対話的な学びの過程を重視したアクティブ・ラーニング型国語授業づくり(自己との対話の重視;読みの深化を図る書き手との対話 ほか)
5 主体的な学びの過程を重視したアクティブ・ラーニング型国語授業づくり(国語科における見通しの充実;遅れがちな子供への対応 ほか)
著者等紹介
樺山敏郎[カバヤマトシロウ]
公立小学校教諭、教頭、教育委員会指導主事を歴任後、2006年4月より9年間、文部科学省国立教育政策研究所学力調査官兼教育課程調査官として小学校国語を担当。2015年4月より大妻女子大学家政学部児童学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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