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内容説明
たくさんの空席がある中で、あなたの席のすぐ隣に見ず知らずの人が座ってきたら…私たちは、対人関係を円滑に営むために、「パーソナル・スペース」と呼ばれる一定の空間を利用しています。多くの人は、周囲の人の反応を見ながら自然にパーソナル・スペースを学習していくと考えられています。しかし、発達障害の子どもの中には、人との距離感がわからず、必要以上に近づいてしまったり、ときには触ってしまったりする人もいるのです。そしてそこからトラブルに発展することも…言葉で学ぶのが難しいパーソナル・スペース。そこで本書では、「距離感」「視線」「声の大きさ」「接触」「表情」の5つのパーソナル・スペースを視覚的に学べるようマンガで表現しました。本書を活用して、社会で生きていくうえで必要な感覚を、子どもたちが身に付けられるように!
目次
第1章 距離感―女性にどこまで近づいてよいか
第2章 視線―女性をどれだけ見つめてよいか
第3章 声の大きさ―女性に対してどれぐらいの大きさの声がよいか
第4章 接触―女性に触れても許してもらえる部分はどこか
第5章 表情―女性から不快と思われない表情はどれか
著者等紹介
佐竹真次[サタケシンジ]
1955年、山形県生まれ。1980年山形大学教育学部卒業。1980年~83年、千葉県立印旛養護学校教諭。1989年筑波大学大学院博士課程心身障害学研究科修了(教育学博士)。1989年~97年、東京学芸大学附属養護学校教諭。1997年~現在、山形県立保健医療大学教授。臨床発達心理士、スクールカウンセラー。日本特殊教育学会、日本発達心理学会、日本臨床発達心理士会等に所属し、一貫して現場寄りの教育支援・発達支援の研究を行う
斎藤丈寛[サイトウタケヒロ]
新潟県生まれ。山形大学理学部物理学科卒業。漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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