特別支援教育サポートBOOKS
発達障害の子どものためのマンガで学べるパーソナル・スペース

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  • サイズ A5判/ページ数 158p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784182356278
  • NDC分類 378
  • Cコード C3337

内容説明

たくさんの空席がある中で、あなたの席のすぐ隣に見ず知らずの人が座ってきたら…私たちは、対人関係を円滑に営むために、「パーソナル・スペース」と呼ばれる一定の空間を利用しています。多くの人は、周囲の人の反応を見ながら自然にパーソナル・スペースを学習していくと考えられています。しかし、発達障害の子どもの中には、人との距離感がわからず、必要以上に近づいてしまったり、ときには触ってしまったりする人もいるのです。そしてそこからトラブルに発展することも…言葉で学ぶのが難しいパーソナル・スペース。そこで本書では、「距離感」「視線」「声の大きさ」「接触」「表情」の5つのパーソナル・スペースを視覚的に学べるようマンガで表現しました。本書を活用して、社会で生きていくうえで必要な感覚を、子どもたちが身に付けられるように!

目次

第1章 距離感―女性にどこまで近づいてよいか
第2章 視線―女性をどれだけ見つめてよいか
第3章 声の大きさ―女性に対してどれぐらいの大きさの声がよいか
第4章 接触―女性に触れても許してもらえる部分はどこか
第5章 表情―女性から不快と思われない表情はどれか

著者等紹介

佐竹真次[サタケシンジ]
1955年、山形県生まれ。1980年山形大学教育学部卒業。1980年~83年、千葉県立印旛養護学校教諭。1989年筑波大学大学院博士課程心身障害学研究科修了(教育学博士)。1989年~97年、東京学芸大学附属養護学校教諭。1997年~現在、山形県立保健医療大学教授。臨床発達心理士、スクールカウンセラー。日本特殊教育学会、日本発達心理学会、日本臨床発達心理士会等に所属し、一貫して現場寄りの教育支援・発達支援の研究を行う

斎藤丈寛[サイトウタケヒロ]
新潟県生まれ。山形大学理学部物理学科卒業。漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さなごん

12
仕事関係。知り合いか知り合いでないか、年代、性別によって距離はもちろん、触れていい場所、声の大きさなどが違ってくるんだなあ。わかりやすい。2018/12/09

トウリン

1
100人から取った平均値をもとに、適切な人との距離、視線を注いでいる時間、声の大きさ、触れていい場所、表情を、上げている本。絵と、具体的な数値を用いているので、解かり易いのではないかな。定型発達の子は「こんなこと教えなくても解る」けど、自閉症圏の子はこういうことも具体的に教えてもらわないと入っていかないんだよね。2019/02/10

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