目次
1章 支援を要する子も包み込む通常の学級のクラスづくり(あせらず自分を信じて一年をかけて;指導方法の選択は「いつ」「誰」を大切に ほか)
2章 特別支援教育とは何か(特別支援教育の前は?;特別支援教育における基本的な考え方 ほか)
3章 障害種別の子どもへの支援と教師のための学び方(「特性支援教育」で、「専手必笑」;視覚障害の子どもへの教育 ほか)
4章 特別支援教育の視点から考える通常の学級の授業づくり(特別支援教育の視点を整理する;三つの視点で授業を見る ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきだるま
6
1~3章は正直基礎知識しか書いてなくてガッカリしました。教採勉強で学んだことばっかりです。でも4章は特別支援の視点から見た具体的な授業づくりについて書いてあり、視野が広がりました。大学生が読むにはちょうどいいかもしれませんが、担任することが決まった人が読むにはちょっと内容が薄いです。もっと実践的なところを読みたかったな。2021/09/26
mori
1
基本書として読みやすい。学び方が書かれているのも珍しい。2017/04/08
Pochaco
0
基礎基本がわかりやすくまとまっている。法制度などにも触れられているのが良い。保護者との関わりの項で「相談しなくて済むならそれが一番良いはず」と書かれていたのにはハッと気付かされました。 学級の中の特別な子だけを焦点化するのではなく、子どもたち全員に配慮と愛情を注ぐ長瀬先生の視点が暖かかったです。 一方で、学級担任はどうしても「公の姿勢を育てる」という責務からは逃れられない。何でも自由放任ではその子のためにならないというバランスに日々苦慮されている現場の課題も理解できました。2021/09/26
生ハム
0
色々な特性があり、その特性に対する対処法も何種類もあり。 でも、その特性だけ見ていても、その子の本質は見えてこない。 特性を踏まえて、その子はどんなことに困っているのか。どんなことを求めているのか。何を学びたいのか。どう、成長したいのか。 そういうことを考えていかないと、その子のための手立ては打てないな、と感じました。 授業自体をもっと細かく分け、見通しを持たせて、お互いに授業の全体像が分かるような状態で学習を進めていきたいなと思いました。 2017/05/23
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