内容説明
○か×かの発問で授業を進めていませんか?「自ら考えたくなる」、「知りたい」「話したい」「聞きたい」と自然に思えるような「しかけ」―「開かれた発問」を大公開!
目次
第1章 国語授業が変わる!開かれた発問とは(発問の改善を目指したきっかけ;気をつけたいNG発問四つのパターン ほか)
第2章 開かれた発問1―二者択一の発問で議論を深める(男の子を助けた“じんざ”は幸せでしたか、不幸せでしたか?「サーカスのライオン」(東京書籍/3年)
「おにたのぼうし」と「優しいおにた」どちらの題がよいですか?「おにたのぼうし」(三省堂/3年) ほか)
第3章 開かれた発問2―仮定の発問で読みを深化させる(「じんざ」という呼び方を全て「ライオン」にしたらどうなりますか?「サーカスのライオン」(東京書籍/3年)
豆太がおくびょうでなかったら、どんな行動をしていましたか?「モチモチの木」(光村図書/3年) ほか)
第4章 開かれた発問3―仮説検証型発問で根拠を明確にさせる(題名に“□な三年とうげ”と加えるとしたらどんな言葉が入るでしょうか?「三年とうげ」(光村図書/3年)
演奏できて一番喜んだのは、誰だと思いますか?「こわれた千の楽器」(東京書籍/4年) ほか)
第5章 開かれた発問4―言葉を探す過程で総合的な読みにつなげる(美月の正体がウサギだと分かるところはどこですか?「ゆうすげ村の小さな旅館」(東京書籍/3年)
「こわれた」「こわれていない」に関係する表現はどれですか?「こわれた千の楽器」(東京書籍/4年) ほか)
著者等紹介
齋藤浩[サイトウヒロシ]
1963年生まれ、東京都出身。横浜国立大学教育学部卒業。佛教大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)。日本国語教育学会会員、日本生涯教育学会会員。現在、神奈川県内公立小学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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