内容説明
学校でも民間委託でも、めざすは安全で楽しく泳げるようにする水泳指導。新型コロナウイルス感染症の影響による水泳学習の中止、夏の猛暑による熱中症リスクの高まり、老朽化したプール設備の維持管理の困難さ、さらには水泳指導の外部委託が進むなど、学校教育における水泳学習の環境が大きく変化しています。そのような中でも、子ども達が安全に楽しく泳げるようにするために、学校教育現場のニーズに合った新しい水泳指導が求められています。そこで、学年別指導計画、授業展開例、指導方法の具体とともに、トップアスリートによる泳ぎ方動画、チェックカード、安全確保につながる運動、外部委託の連携の取り方など、これからの水泳指導に必要な知識とスキルを集めました。
目次
Ｐｒｏｌｏｇｕｅ
１ 小学校６年間の系統的な指導
２ つまずき解決で泳げるようになる逆引き水泳指導アイデア（水の中を移動する運動遊び；もぐる・浮く運動（遊び）／浮いて進む運動
クロール
平泳ぎ
背泳ぎ
安全確保につながる運動）
３ よりよい学習環境を整える課題解決アイデア（健康・安全；運営・管理；外部委託事例）
著者等紹介
森田哲史［モリタサトシ］
埼玉大学教育学部准教授、博士（教育学）。さいたま市立小学校、埼玉大学教育学部附属小学校の教諭、副校長、さいたま市立宮原小学校教頭を経て、２０２４年より現職。体育授業研究会理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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