自立した子を育てる年間指導

落合 幸子/築地 久子【著】

明治図書出版（1994/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 235p／高さ 22cm
• 商品コード 9784181164072
• NDC分類 375
• Cコード C3337

目次

１　築地実践を支える人間観、学習者観（出口論争から授業研究の方法を学ぶ；四教科の年間指導内容；学習者を木に喩えて説明した；自己教育力が育つ築地学校の子ども達）
２　国語の年間指導（最初は「夢と希望」と「帰属の変更」；一学期の最後は「志を育てる」；二学期は「生き方を学ぶ」；二学期の目標の一つ、「語彙・表現力を豊かにする」；三学期は「再び夢と希望を」）
３　理科の年間指導（理科でも伝えられる教師からのメッセージ；一学期は教師中心の「関係づける」方法を教える；二学期は、子ども中心の授業になる；授業を見通す力を育てる）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[jotadanobu]

年間を通して緻密に計算されている。しかし、目の前の子供に合わせ、即座に指導を入れ込んでいる。実際の授業が見てみたい。子どもたちはどんな表情で過ごしていたのだろう。

2024/04/09

[wattann]

読めば読むほど奥の深さに脱帽。圧倒的な分析力。 すごいとしかいいようがない。

2009/09/12

[あべし]

　築地久子先生の本を読むのは初めてでした。授業映像は、一度だけ見たことがあります。授業映像の築地先生は、随分子どもたちの中にグイグイと入っていくスタイルなんだと思いました。 　本を読んでいるとやる気が湧いてきました。何というか、熱があります。本を読んだだけで、来年度の学級づくりに活かしたいと思う要素が多分にありました。 ① 夢や希望を持たせ、達成させる ② 子どもの意見をつなげる。黙っている子を逃がさない。考えさせる。 ③ 各教科各単元が、学校や学級の目標とどうつながるのかを考え計画する。 ワクワクです。

2022/01/30