内容説明
「問い」に「答え」だけではない、考える国語授業のヒント。「中心人物は誰か」の問いに対して「○○です」の答えだけでは考える国語ではない。考えることによって、見えなかった登場人物同士のかかわりが見えてきたり、筆者の意図や思考が読めたり出来る―そういう授業はどうすれば出来るのか?具体的な学習材でポイントを提示。
目次
1 「考える」国語授業とは?
2 論理的に読む「考える」国語授業づくり
3 文学作品における国語授業づくりの実践例
4 説明的文章における国語授業づくりの実践例
5 詩における国語授業づくりの実践例
6 伝統的言語文化・言語事項における国語授業づくりの実践例
7 「論理的に読む」国語授業づくりへの道
著者等紹介
白石範孝[シライシノリタカ]
1955年鹿児島市に生まれる。東京都内の小学校教諭を経て、現在、筑波大学附属小学校教諭、明星大学教育学部講師、使える授業ベーシック研究会会長、国語授業ICT研究会会長、全国授業研究会理事
香月正登[カツキマサト]
1967年福岡県生まれ。山口大学大学院修士課程修了。現在、下関市立小月小学校勤務。全国国語授業研究会理事、国語教育探究の会・中国支部事務局長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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