内容説明
豊かな心を育む総合的な学習と体験重視の道徳教育、両者の関連をどう図るのか。大きな課題の一つである。喜来小では「人や自然にゆったりとかかわれる場」「自ら課題を設定し協力して追求する場」として「総合的な学習」を、「自分自身を振り返る場」「価値を見い出し、共に追求する場」として「道徳の時間」を位置づけている。本書は、子どもも教師も保護者もボランティアも共に学び、共に成長し合う場としての学校づくりを目指し、本校と教育委員会、大学が取り組んできた共同研究の集大成である。
目次
第1章 豊かな心を育む総合的学習―人や自然とのふれあいを通して
第2章 年間を通した総合的学習の計画―多様な人々との交流を核として
第3章 豊かな体験活動―主体的な活動を促すために
第4章 他者に学び、自己を見つめる「道徳の時間」―心を育てる要の時間として
第5章 第1学年
第6章 第2学年
第7章 第3学年
第8章 第4学年
第9章 第5学年
第10章 第6学年
第11章 家庭や地域とのネッワークを生かして
第12章 豊かな体験からともに学び合う学校に
第13章 21世紀を拓く子どもを育てるために
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- 第08話 お互い様だったね アラモード