- ホーム
- > 和書
- > 教育
- > 特別支援教育
- > 知的障害・発達障害等
目次
第1章 教材を用いたアセスメント(子どもの実態をとらえるために;教材をどうとらえるか;教材を用いたアセスメント;リサイクル素材で作るアセスメント教材)
第2章 一人ひとりに合わせた教材の工夫(シート1段階以前の子どもに対する教材の工夫―自発運動を引き出す段階;シート1段階の子どもに対する教材の工夫―相手の働きかけに応じて物をつかんだり、放したりすることを目標とする段階;シート2段階の子どもに対する教材の工夫―物を弁別することを目標とする段階(枠を手掛かりにして)
シート3段階の子どもに対する教材の工夫―見本に合わせて答えを出すことを目標とする段階)
第3章 文字学習につながるシール貼りワーク(9段階のシール貼りワーク;文字作りシール貼りワーク)
著者等紹介
大高正樹[オオタカマサキ]
東京学芸大学障害児教育学科卒業。大学時代にボランティアで自閉症と呼ばれる子どもと出会い、その感覚に共感し、障害児教育を志す。大学卒業後、障害児の放課後サークル指導員や心身障害児学級(現・特別支援学級)講師、小学校講師を経て、東京都新宿区立新宿養護学校教諭となる。新任教諭時代から障害児基礎教育研究会に参加、水口浚先生に師事し、障害児教育の基礎を学ぶ。現在、東京都杉並区立済美養護学校教諭。専門は、最重度の子どもから文字・数学習以前の子どもに対する学習指導と教材教具の開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゃがたろう
1
図書館本。冒頭の8〜10ページが目から鱗だった。豊富な実践経験から導き出された理論なのだろう。教育とは?教材とは?というありふれた問いだが、それに対する答えが特別支援の実践家だなぁという印象を受けた。感銘を受けた。「ギブアップだけはしないで継続的に教材を工夫、作製していく」という姿勢も印象的だった。一流と言われる人の姿勢は分野に関わらず共通している部分がある。2024/06/27
ムー
0
「できる課題をたくさんこなす中で自分で工夫できるようになっていく」というところが印象に残りました。自分でやりたいと思って試行錯誤した結果「やった!できた!」につながっていくという過程を大切にしないと。2013/01/09
さなごん
0
2学期に向けての教材研究で購入。文字、数より前の段階での指導についてアセスメントや具体的に教材があげられ、とても参考になった。買ってよかった。これくらいの段階への本はなかなか見つからなかったのでありがたかった。2012/07/31