内容説明
不登校の子どもがいない学校は全国にいくつもあります。そのような学校や教師の実践はどこが違うのでしょうか。早期発見、早期対応の繊細な手筋を、プロの教師やスクールカウンセラーが説き明かします。さらには、「不登校を未然防止できる学級」はどのようにすればつくれるのかという究極の課題に論及します。
目次
1章 学校でしかできない不登校支援(教育の本質の問題としての不登校問題;不登校はなぜ起きるのか ほか)
2章 登校しぶり段階で教師がすること(早期発見・早期対応の基礎基本;早期発見で最初に行うこと ほか)
3章 不登校の子どもにできる教師の支援(不登校の子どもへの支援の基礎基本;チームを作り関わること ほか)
4章 不登校の未然防止(不登校未然防止の基礎基本;子どもにとっての学級とは ほか)
著者等紹介
小林正幸[コバヤシマサユキ]
東京学芸大学教育学研究科教育実践創成講座教授・教職大学院長。専門分野は教育臨床心理学。1957年群馬県生まれ。筑波大学大学院修士課程教育研究科修了後、東京都立教育研究所相談部研究主事、東京都立多摩教育研究所研究主事、東京学芸大学教育実践研究支援センター教授等を経て現職
大熊雅士[オオクママサシ]
東京学芸大学教職大学院特任教授・東京学芸大学附属世田谷小学校教諭。公立小学校教諭、小金井市教育委員会指導主事、江戸川区教育委員会指導主事、東京都教職員研修センター統括指導主事を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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