内容説明
2002年に学校のカリキュラムが変わるだけでなく、これまで自明のことと考えられていた学校で教えるべき「読み書き能力」そのものが問われている。子どもたちがコンピュータを使って、映像や音声情報も自在に駆使しながらプレゼンテーションする時代がやってきているのだ。その時にどうやって子どもたち(もちろん大人たちも)が自分の言葉で語ることができるのか、本書ではメディアリテラシーという新しい読み書き能力の考え方を使いながら考えている。
目次
序 今、なぜメディアリテラシーなのか(変わるコミュニケーションのあり方;教育改革とメディア)
第1章 学校とメディア(メディアのフロンティアとしての学校;マルチメディア時代の社会と学校)
第2章 メディアリテラシーとは何か(メディアリテラシーの定義;メディアリテラシーとメディア教育)
第3章 メディアリテラシーと授業(授業を始める前に;授業の進め方 ほか)
第4章 情報化社会とメディアリテラシー(メディアの巨大化と現代社会;メディア教育の位置づけ ほか)
第5章 これからの学校とメディア(情報化時代の学校作り;新時代の「リテラシー」とは)