出版社内容情報
明治維新の大立者・西郷隆盛は、なぜ滅亡必至の西南戦争に立ったのか? その思想と最期をめぐる著者畢生の意欲作、ついに文庫化。維新百五十年、今こそ西郷を
明治維新の大立者・西郷隆盛は、なぜ滅亡必至の西南戦争に立ったのか? その思想と最期をめぐる著者畢生の意欲作、ついに文庫化。
江藤 淳[エトウ ジュン]
内容説明
兵力・軍資金ともに圧倒的なハンデを背負いながら、敗北必至の戦い「西南の役」に、維新の大立者・西郷隆盛はなぜ臨んだのか?城山での哀しい最期までを克明に検証しつつ、日本の近代に対峙する「西郷という思想」の本質に迫る決定版。
目次
南洲残影(全的滅亡の曲譜;慓悍無謀;白菊の歌;ふるさとの驛;背面軍進撃;「抜刀隊」;山中彷徨;精神気魄;西郷星;幻の進軍)
南洲随想(南洲随想;今想え、西郷南洲「立国の気概」;失敗を選ぶ;滅亡について(対談 桶谷秀昭×江藤淳))
著者等紹介
江藤淳[エトウジュン]
1932年、東京生まれ。文藝評論家。慶應義塾大学英文科卒。在学中の56年に『夏目漱石』を上梓。99年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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