出版社内容情報
五大陸最高峰と北極点を極めた冒険家が自らの体験をもとに野外生活に役立つ知恵と技術を教える。初心者も大冒険を志す人も必読!
目次
歩く
退く
眠る
休む
地図
方位を知る
迷ったとき
悪天候のとき
着替える
凍傷
排泄
クレバス予防法〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルプスの空♪
11
この本は最後のマッキンリー登頂制覇まえ4・5ヶ月前に語られた50時間に及ぶインタビューから、立ち上げた本ということです。若かった頃のアマゾン川筏下り、北極での犬ぞり横断とサバイバルに必要だった自らの知恵と経験を存分に語ってくれています。 やっぱりすばらしい冒険野郎だったなぁ~と思わずにはいられません。写真も沢山載っていて、しかも安くて良い本でっす!!(^_-)-☆2011/04/17
太陽の塔
3
年代的に植村直己氏のことを知ったのは消息を絶って国民栄誉賞をもらい英雄になってからなので、実際どんな人物なのかを詳しくは知らなかったが、この本の語り口がすごく穏やかな人柄が表れていて、いろんな人々に愛されていたんだろうなぁと感じる。サバイバルの教則本みたいな本だけど、こんな世界をまたにかけた本格的なサバイバル誰が出来るねんってツッコミをいれたくもなるが、その気取らない人懐っこさがそんな疑問を吹き飛ばしてくれるくらい、その人間力に癒されました。 2011/10/26
327
3
この本をはじめて読んだのは小学生の時。ずっとウエムラ味噌とアザラシの肉とナイフのくだりを覚えていた。ナイフを上手に使えるのってカコイイ!と憧れてたなぁ。今読み返しても何かわくわくする内容。2011/09/11
rouningyou
1
極地の話が多いので、サバイバルの教本とはなりづらいが、北極での野外のウンチの仕方などなかなか読めるものではない。アザラシの腹に海鳥を詰め込んで二年発酵させたキビヤックなる食べ物は、ドロドロになった鳥の肛門に唇を当て中味を吸うのだという。極地で最高の食べ物だという。食ってみたい2012/08/02