出版社内容情報
【目次】
内容説明
中学受験塾で常にトップの多門が姿を消した。家出?事件?街が騒然とする中、ある同級生の母は、我が子の関与を疑わせる”遺留品”を見つけてしまう。多門はもう、生きていないのか―。母たちの不安がピークに達したとき、思いもよらない事実が明らかに。読者の予想を何度も裏切る、緊迫感あふれる中学受験ミステリー。
著者等紹介
秋吉理香子[アキヨシリカコ]
兵庫県出身。早稲田大学第一文学部卒。ロヨラ・メリーマウント大学大学院にて、映画・TV製作修士号取得。2008年、「雪の花」で第3回Yahoo!JAPAN文学賞受賞。09年、同作を含む短編集『雪の花』でデビュー。その後、図書館司書として勤務するかたわら、『暗黒女子』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
131
「勉強は、僕らのこぶしなんです」中学受験に挑む仲良し男子4人が凄いや。こんな子たちいるの?それが正直な読後の感想。受験に失敗してもそれは人生の負けではない。闘った先にその子なりの桜が咲くと最後に結んでいるが、なんだかちょっと白っとしてしまう。中学受験目前に4人組の一人・唐木田多門がいなくなった事から、それぞれの親たちの抱えてるドロドロ感が生々しい。賢い子供達の計画にもハラハラしたが、何たって許せないのは多門の父。古いノートのせいで混乱したり色々テンコ盛りではあったけれど、まぁ明るい結末にホッとした次第。2026/03/28
タックン
114
中学お受験イヤミス。開成中学を目指す小学校も名門塾も同じ4組の親子の間のお話。その中でトップの成績の多門が消えた。家出か事故か事件か?我が子の関与を疑う遺留品や脅迫状が見つかって受験と合せ不安はピークに。また(いじめ)があると思わせる記述もあっていろいろ想像した。でも最後に真相がわかると予想外で面食らった。上手く騙された感が強い。 中学受験のトップを目指す子ども・家族の過酷さを痛感した。こういう子たちが官僚やエリートになるかと思うとぞっとした。でも地方で公立中学・高校で育った私は羨ましいなとも思った。 2026/06/16
ゆみねこ
69
中学受験塾で常にトップの唐木田多門が姿を消す。家出か事件か?ある同級生の家から多門の遺留品が見つかり不安を募らせる母親たち。しかし、結末は思わぬ方向へ。受験を巡る親と子どもの苦闘に中学受験未経験の私は心が痛くなる。とにかく多門くんが無事で良かった!2026/04/29
Ikutan
68
中学受験塾で名門校を目指す、四人の男の子、大輔、昌也、英太郎、多門。そしてその親たち。エリートの親はもちろん、エリート志向でなくても、子どもの成績が良ければ、親の欲も出てくるというもの。競争がより熾烈になってきた六年生も後半、常にトップの多門が姿を消した。動揺する親たち。不安が渦巻く中、我が子の関与が疑われ…。母親たちの葛藤と困惑、更にドロドロした本音がリアル。二転三転する展開に目が離せず。ミスリードもあって混乱したけれど、子どもたちは想像以上にしっかりしていて、読後感は悪くなかった。2026/04/01
Karl Heintz Schneider
65
中学受験の名門「光栄塾」で常に成績トップの小学6年生・多門がある日突然、行方不明になった。周囲が心配する一方、同級生からはこんな声も。「あいつなんか戻ってこなければいいのに。」いつも礼儀正しく大人からの評判もいい彼には実は同級生たちには「裏」の顔を見せていた・・・。面白かった!久々の秋吉さん。のっけからどっぷり引き込まれた。幕間で何度か描かれる恨みの言葉。それを書いたのが意外な人物でビックリ!2026/04/15




