出版社内容情報
【目次】
内容説明
変わりゆく町・新小岩の商店街の路地裏にある、昔ながらの居酒屋米屋には、今夜も訳ありの客が訪れます。失恋した女性や製薬会社の営業マン、主役を逃した劇団員、そして、迷い犬まで…いつの時代も人は悩み、傷つき、惑うもの。そんな時はここに来て、美味しいお酒と料理を召し上がれ!あなたに寄り添う居酒屋物語、第8弾。
著者等紹介
山口恵以子[ヤマグチエイコ]
1958年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。会社員を経て派遣社員として働きながら松竹シナリオ研究所で学び、2時間ドラマのプロットを多数作成。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務するかたわら、小説の執筆に取り組む。2007年に『邪剣始末』で作家デビューを果たす。13年、『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
143
レンチン料理がパワーアップした感じがして魅力的な料理が増えたね。そして、鍋料理もいいね。家で試して食べたくなるレシピだった。赤松さん、朱堂さんから教えてもらったお客さん。朱堂さんから教えてもらってやってきた二人の男性客は悩みもなく、普通に呑みに来たお客さん。パンダ、ゴジラ、東京オリンピック、万博の話。秋穂さんの頭に当然?がつくよね。秋穂さん、ついにツッコミをいれるのかと思ったよ。客だけでなく、犬もお邪魔したり、楽しい読了となりました。そろそろ米屋の酒のメニューが増えてほしいなあ。2025/12/17
タイ子
80
シリーズ第8弾。新小岩にある居酒屋「米屋」。常連さんに加えてお初の客も訪れる。客たちが胸に抱える荷物を下ろしてやるのが女将さんの秋穂。いつもパターンは決まっているのだが、今作は珍しく悩みを抱えていない二人の男性客が来た。時代を超えての世界観が面白く描かれるのでつい笑ってしまう。オリンピックも万博も前の話と令和の話。時々見る板状のもの(スマホ)。不思議と思いながらもつっこんで聞かないのがいいのか、悪いのか。時代は違えど人が抱える悩みにそう違いはない。そして、女将の作るレンチン料理に心も温もる。2025/12/21
BLANCA
70
シリーズ第8弾。お約束、米屋の女将・秋穂さんのおかしな夢から始まり、新小岩駅周辺のご案内。行った事はない場所だけれど、良く知ってる場所のような気になっている😅 今回は、第一話の犬の話が良かったかな。表紙のお店から顔を出している方はどなたでしょう? 話の内容から推測すると、美容院「リズ」のオーナー・巻さん? だとすると、私の想像とちょっと違ってました💦 パンダの話に出て来た新客の二人は、悩みが無くても米屋に入れた。現代から来た二人が、話が噛み合わない音二郎さんを認知症扱いするのが気になってしまった…😔2026/03/10
Ikutan
64
シリーズ第8弾。今回も秋穂さんのとっちらかった夢から始まり、悩みを抱えた人が時空を超えて居酒屋『米屋』にやって来る。いつもながら、時空を超えた客と米屋のいつものメンバーとのチグハグな会話が楽しい。パターン化しているので、流し読みも多いけれど、後半にはちょっと変化球もあって、『米屋』を訪れる人には、例外もあるのかなとか、まだまだ謎がいっぱい。今回も美味しそうなレンチン料理の数々。鶏とネギの酒鍋やピェンローは今の季節にぴったり。試してみよう。2026/01/15
ゆみねこ
60
シリーズ第8弾。秋穂さんの夢が毎度面白い!時空を超えて米屋にやって来る悩みを抱えたお客さま。お礼に訪れるとお店を見つけることが出来ない。しかし、変化も?米屋で悩み事を相談しないお客さまは再びお店を訪ねることが…。スマホを不思議だと思っても聞かないのはお約束。お客さまがお店でその日の日付けを聞かないのも不思議だけどそれもお約束。パターン化していても、面白いからつい読んでしまうシリーズ。2026/03/25




