内容説明
美人と評判の太物問屋の若い後添い・お仙に脅迫状が届く。心配する亭主に相談された勘之助からの頼みを断り切れず、桜木清兵衛は用心棒をする羽目に。お仙は怯える一方で、出歩くことをやめようとしない。清兵衛が日本橋界隈での買い物に付き添うと、怪しげな男が現れて…。元風烈廻りの与力が活躍する人気シリーズ第10弾。
著者等紹介
稲葉稔[イナバミノル]
1955年熊本県生まれ。脚本家・放送作家などを経て94年作家デビュー。2020年に日本歴史時代作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ごへいもち
11
「どうしてこんなに親切を?」と問われ「人に情けをかけるのは武士の嗜み」だそうだ^_^2025/03/25
jinya tate
8
図書館 4篇の短編。相変わらずのイケオジ。2025/07/26
犀門
1
No.059★★★☆☆2024/10/04
アニータ
1
桜木清兵衛とその妻安江の「おせっかい」が発揮された4編。大きな事件ではないものの、市井の暮らしぶりのなかで起きる事件の話です。2024/08/15
goodchoice
1
今回もお節介とも思える主人公の動きが楽しい。奥方も同じとは知らなかった。2024/07/17