文春文庫<br> ナースの卯月に視えるもの

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文春文庫
ナースの卯月に視えるもの

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167922191
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「号泣しました。様々な痛みを抱えて生きる人々を、そっと包み込んで肯定してくれる優しい作品です。」――新川帆立(作家)      

★感涙必至のお仕事ミステリーが誕生!★

~元看護師の著者が送る、命の物語~

完治の望めない人々が集う長期療養型病棟に務める看護師・卯月咲笑。ある日、意識不明の男性のベッド脇に見知らぬ女の子の姿が。それは卯月だけに視える患者の「思い残し」だった--。彼らの心残りを解きほぐし、より良い看護を目指したいと奔走する日々が始まった。ナースが起こす小さな奇跡に心温まるお仕事ミステリー。

★創作大賞2023(note主催)「別冊文藝春秋賞」を満場一致で受賞★

\note投稿時から絶賛の声多数!/
「この話、好きです。救いがあって。」
「ほわっと心があったまるようなミステリー」
「ドラマ化希望!」
「ずっと余韻に浸りたい素敵な作品」
「こんな世界があればいいな、と思いながら読みました」

\noteスタッフからも感動の声/

「どうしようもない現実の厳しさと、それでも希望を持つ大切さ――最終章でボロボロ泣きました」
「病に倒れたとき、戸惑いや不安と向き合うことの大切さを教えてくれる作品」
「感動せずにはいられない傑作」
「苦しい時に、何も言わず、ただ静かに寄り添ってくれる、親友のような作品」
「医療現場の息づかいが聞こえてくる医療ドキュメンタリーのようでもあり、斬新なミステリーでもあり、ラブストーリーでもある傑作」
「本が大好きな9歳の娘と共に堪能した」
「卯月の健気で優しく、しなやかな姿に、私の心残りにもそっと手を添えてもらったような気持ちになった」

内容説明

完治の望めない人々が集う長期療養型病棟に勤める看護師・卯月咲笑。ある日、意識不明の男性のベッド脇に見知らぬ女の子の姿が。それは卯月だけに視える患者の「思い残し」だった―。彼らの心残りを解きほぐし、より良い看護を目指したいと奔走する日々が始まった。ナースが起こす小さな奇跡に心温まるお仕事ミステリー。創作大賞2023(note主催)「別冊文藝春秋賞」受賞作。

著者等紹介

秋谷りんこ[アキヤリンコ]
1980年神奈川県生まれ。横浜市立大学看護短期大学部(現・医学部看護学科)卒業後、看護師として10年以上病棟勤務。退職後、メディアプラットフォーム「note」で小説やエッセイを発表。2023年、「ナースの卯月に視えるもの」がnote主催の「創作大賞2023」で「別冊文藝春秋賞」を受賞。本作がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

machi☺︎︎゛

93
ナースの卯月には患者さんの思い残しが視える。完治の望めない人たちが多く入院する長期療養型の病院で働く卯月。そこに入院する人たちには死んでも死にきれない思い残した事がある。それを卯月なりに調べ思い残しがないようによりよい看護を目指し日々奮闘する。卯月がなぜ思い残しが視えるようになったのかはまた悲しい過去があって卯月自身もまだ乗り越えられていない。仕事に向ける思いや行動が真面目でこんなナースに見てもらえる人は幸せだと思った。2024/07/21

みかん🍊

83
ナース卯月は長期療養型病棟で勤務している、療養に特化しリハビリして在宅に切り替える患者もいるが亡くなる患者も多い、大切な人を亡くした卯月はそれから患者の思い残しの人が視える様になり、なんとか解決してあげたいと動く様になっていた、転落により意識のない植木職人が見た子供は誰だったのか、石工の男性が思い残している女性は誰なのか5年目の卯月は先輩や後輩、上司に恵まれながら、患者に寄り添い悩み成長していくミステリでありナースのお仕事小説、ちょっとやり過ぎではと心配になるが真摯に仕事に向き合う姿がよかった。2024/06/12

Karl Heintz Schneider

62
卯月は横浜にある青葉総合病院の長期療養型病棟に勤務している看護師。彼女は患者が「思い残していること」が視えてしまう。それが視える時その患者の最期が近いことが多い。今日もまた意識不明の男性患者のベッドのそばに十歳ぐらいの女の子が。著者は看護師として10年以上病棟勤務した経歴の持ち主。ところどころで語られる看護師あるあるが興味深い。「ナースステーションを出るまでは決して口にしてはいけない言葉。『今日は平和だね』それをうっかり口に出してしまうと必ず何かが起こると看護師界隈では都市伝説のように語り継がれている。」2024/06/22

ゴルフ72

58
看護師の仕事って本当に大変ですね。感謝しかありません。著者秋谷さんの経験に基づいている物語にはリアリティー感が否めない。ましてや完治が望めない人々との接し方を考えると看護師のありがたみに重ねて感謝しかない。良い作品でした。秋谷さんの今後の活躍を願います。2024/07/09

ぼっちゃん

57
長期療養型病棟に勤める看護師の卯月には患者の「思い残し」が視え、患者の思い残しを取り除いてあげようとする物語。心温まるお仕事ミステリーと書かれていたのでほっこり系と思っていたが、思い残しが犯罪にかかわるものが多い感じで少し意外だった。最終話「病めるときも健やかなときも」は確かに心温まる話で、こんなに患者さんのことを考え行動してくれる看護師さんに見守って欲しい。2024/09/16

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