出版社内容情報
長く愛されている日本初のタウン誌「銀座百点」から生れたエッセイ集。
登場するのは朝吹真理子・いしいしんじ・いとうせいこう・岩松了・内澤旬子・金井美恵子・隈研吾・坂木司・佐藤雅彦・岡田茉莉子・松尾スズキ・湯本香樹美・都築響一・寄藤文平・森絵都・中川李枝子・道尾秀介・高野秀行・西川美和・金子國義・千早茜ら、各界で活躍する47人。
母と映画を見た後に買った木村家のあんぱん、歩行者天国の日に見上げる広い空、給料日は煉瓦亭のカツレツ、今はメニュウから消えた老舗パーラーのフルーツポンチ、伊東屋にしかない憧れの原稿用紙――。
銀座のとっておきの思い出を綴る、おしゃべりを楽しむように読みたい極上エッセイ。
内容説明
母と映画を見た後に買った木村家のあんぱん、歩行者天国の日に見上げる広い空、給料日は煉瓦亭のカツレツ、今はメニュウから消えた老舗パーラーのフルーツポンチ、伊東屋にしかない憧れの原稿用紙―作家・俳優・映画監督・アーティストらが、銀座のとっておきの思い出を綴る。おしゃべりを楽しむように読みたい極上エッセイ。
目次
小料理屋―朝吹真理子
老舗が気になる―有栖川有栖
こどもの銀座―いしいしんじ
遠のいていく記憶の構図―いとうせいこう
ご馳走になってばかり―戌井昭人
田舎者、銀座を歩く―乾ルカ
ノブイチと僕―井上夢人
別れが言えない銀座―岩松了
最後の夢を生んだ街―植松伸夫
初心で歩く街―内澤旬子
銀座と映画と僕のはなし―大根仁
銀座が私の初舞台―岡田茉莉子
奇妙な思い出―金井美恵子
おやかましゅう―金子國義
ブルーノ・タウトの小箱―隈研吾
銀座のこと―ケラリーノ・サンドロヴィッチ
水色のドレス―小池昌代
本と銀座とわたし―坂木司
もしも、無実の罪で追われる身になったら私は銀座をこう逃げる―佐藤雅彦
母の銀座―ジェーン・スー〔ほか〕