内容説明
不器量な長女と美男美女の兄妹が織り成す歪な三角関係、「Z世代」の新卒社員のありえない行動、世間を揺るがす迷惑動画の真実、夭折詩人の遺作の謎、悪を裁く復讐代行業、ベテラン作家とその弟子による奇妙なミステリ講義。ミステリ界のトップランナー6人が放つ、趣向を凝らした逸品。一気読み確実!珠玉のアンソロジー。
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akky本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
265
中々に豪勢な作家陣6名が集いしアンソロジーとなっているのでは無いでしょうか。“禁断”をどう置くか。捉え方が難しいかも。その名に恥じないのは先鋒を務める新川帆立著『ヤツデの一家』でしょうか。ノックスの十戒に抵触しそうですが、ちゃんと事前に知らせていますからね。セーフ。それで設定を利用してのひっくり返し方が良き。有栖川有栖著『ミステリ作家とその弟子』は小説を利用しての物語の創作方法講座となっていてね。別の短編小説でも有栖先生に依る即興(?)講座を拝読した気が。こう言う作りはお好きなのでしょうか( ¨̮ )。2026/06/24
KAZOO
136
かなりな手練れの作家さんによるアンソロジーでした。最初の「ヤツデの一家」は最後にあっと言わせますが若干内容が私の好みには合いませんでした。「大代行時代」はこのような仕事も出てくるのかなあという気もしました。米沢さんの「供米」は一番印象に残りまっした。中山さんの作品は、ほかの作品と一緒に読まないとわからない感じがしました。有栖川さんの作品はやはり老練な感じですが、短編では物足りない気がします。2023/12/29
ひさか
130
別冊文藝春秋2023年11月号結城真一郎大代行時代、斜線堂有紀妻貝朋希を誰も知らない 、オール讀物2023年3,4月合併号米澤穂信供米、7月号新川帆立ヤツデの一家、中山七里ハングマン、有栖川有栖ミステリ作家とその弟子、の7つの短編ミステリアンソロジーを2023年12月文春文庫刊。新川さんのヤツデの一家のラストのインパクトが強烈で印象的。結城さんの大代行時代の新卒の猪俣くんの秘密に驚いた。着眼点が楽しくて良い。斜線堂さんのどんでん返しは良くできているが、ややありがちで少し残念。2024/02/19
タイ子
116
さすがの作家さん揃い。6人による6作のアンソロジー。七里さんの「ハングマン」は結末がまだスッキリしてないので、続きが読みたい。米澤さん「供米」が面白い。最後の最後に意味がわかるというさすがです。いずれも趣向を凝らした作品ばかりなので、楽しめること請け合い。2023/12/22
涼
113
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-5107d6.html 初めての作家さん 結城真一郎の【大代行時代】が面白かったです。家事代行はよくあるニーズだと思うし、現に自分も使っています。 しかし最近は、「読書感想文」や「自由研究」の代行もあるようです。今回は、「退職代行」というものでした。2024/04/30




