文春文庫<br> 薬物依存症の日々

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文春文庫
薬物依存症の日々

  • 清原 和博【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167920876
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0195

出版社内容情報

五年ぶりに会った長男は「大丈夫だよ」と笑ってくれた──。

覚醒剤取締法違反による衝撃の逮捕。
執行猶予満了を前に、清原は想像を絶する苦痛の中でもがき続けてきた。
自殺願望、うつ病との戦い、信頼できる主治医との出会い、
そして、家族との再会。

真っ暗な闇の中でもがき続けるかつてのスターは、
夏の甲子園に決勝戦を観戦に行きたいという願いを抱くが……。

「10年も薬物をやめていた人が再犯で逮捕されたと聞くと怖くなる」
「最後の1回だけ、と考えている自分がいる」
「この4年間、マンションのバルコニーから下を見て、
死にたいと思ったことは、一度や二度ではありません」
「元妻の亜希は、息子たちにぼくの悪口を言わなかった」
「負けたと認めること、怖いと認めること。
それはぼくにとってすごく重要なことでした」

2020年に刊行された単行本『薬物依存症』を改題して文庫化。
大宅壮一ノンフィクション賞受賞『嫌われた監督』の鈴木忠平による渾身の取材。

文庫化にあたり、解説に、清原氏の薬物依存症治療の主治医である
松本俊彦医師による「人はなぜ薬物依存症になるのか?」を掲載。

内容説明

「『最後の1回だけ』と考えている自分がいる」―覚醒剤取締法違反による衝撃の逮捕。執行猶予満了を前に、薬物依存症の終わりのない苦しみや葛藤を、清原和博がありのままに語った。真っ暗な闇の中でもがき続けるかつてのスターは、夏の甲子園の決勝戦を観戦に行きたいという願いを抱くが…。

著者等紹介

清原和博[キヨハラカズヒロ]
1967年大阪府生まれ。83年PL学園高校に入学、夏の甲子園大会で優勝。5季連続で甲子園に出場し、優勝2回、準優勝2回。甲子園での通算13本塁打は歴代最多記録。86年西武ライオンズに入団。1年目で31本塁打を放ち、高卒新人記録を更新した。西武の4番として6度の日本一を経験。97年FAで巨人へ。9年間で185本塁打、日本一2回。2006年にオリックス・バファローズに移籍。08年に現役引退。16年2月に覚醒剤取締法違反で逮捕。懲役2年6ヵ月、執行猶予4年の有罪判決を受けた。20年6月15日、執行猶予は満了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆいまある

92
清原、嫌いだった。ガラ悪くてアホと思ってた。覚醒剤で逮捕されて回復するまで。素直で子供みたいで可哀想になった。引退して人生の目標を失い、酒に溺れ、酔った勢いで覚醒剤に手を出し、暴れて妻子を失う。もう一度甲子園に行きたいと思い、身体を鍛え直し決勝戦を見に行く。高校野球が自分の原点だと気がつく。息子と再会。息子に野球を教えることが生き甲斐になる。多くの人に支えられ、お礼を言うことを覚えていく。次男が中学生時で終わるが、今年、次男は慶應高校選手として甲子園で優勝。野球音痴が読んでも涙腺に来る胸アツドラマ。お勧め2023/09/05

みこ

18
あの日以降の清原和博の独白。逮捕されてからも執行猶予が明けてからも周り特に警察関係者からの疑惑の目は晴れない。自身も薬物への欲求が完全に途絶えたとはいえず深酒をする日がある。それでも野球の指導者、薬物依存症の救済、そして、二人の息子の父親として生きていく道を進むことを決意するに至る。彼が立ち直れるようになったのは周りの支援者に恵まれたからともいえるが、それは彼自身がかつてのプレーで多くの人を魅了したから。だから彼は素直に過去の栄光にすがったり誇りに思ってい良いのだ。2023/09/13

こうせいパパ

14
薬物依存で逮捕された清原氏の物語。一度薬物依存になると完全に抜け出すのは不可能であることがよく理解できた。プロ野球界を代表するスターであり、身体も屈強で悩み事など無さそうな清原氏だが、自殺願望やうつ病を抱えて苦しい日々を過ごしていることが非常に意外だった。薬物に手を出したきっかけがお酒であったことから、確かにお酒を飲むときは気持ちが大きくなってしまうことが多いので注意が必要だと感じた。どん底に転落した清原氏を救ったのは2人の息子だというエピソードが印象的だった。2023/10/23

黒頭巾ちゃん

8
みんなに読んでほしい。心の叫びが伝わる!追補は秀逸で社会問題に触れている▼薬物開始は野球を止めて虚しかったから(孤独)▼薬物で報道されてから、街で警察に見つかると検査で数時間拘束される▼息子と野球の話やしたりすることが生きがい▼薬をやめたかが副作用でうつになる▼薬物の使用量が半端でないため回復に時間がかかる▼佐々木等の友人が味方になってくれた▼将来は薬物依存症フォローの資格を取ってサポートと高校野球の指導者になりたい★薬物依存症になるのは孤独が原因!2023/09/04

水上つた

4
すごくよかった。 薬物依存の人は近くにいないので、「弟のためにもうしない」と言っていた執行猶予判決が出たばかりの元アイドルがすぐ捕まってしまった理由とかもやくわかった。 ・大切なことの優先順位が変わってしまう ・有名人はしょっちゅう職質される 他、たくさん。。。 清原の息子さん、元奥さんがいい人達でよかった。 最後まで戦って、薬物依存に負けないでほしいです。2023/11/24

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