ふしぎな月

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ふしぎな月

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784652204573
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

空に、まあるい不思議な月がのぼりました。虫たちは妖精になり、野原はいっせいに花をさかせ、海と空がつながり、魚たちが夜空をおよぎまわったのです。どんな場所にも光を投げかける月の存在をワンダーに描いた絵本。

内容説明

よぞらに、ぽっかり、ワンダー・ムーン。海に、町に、ふしぎな月がのぼる時、おどろきに満ちた世界が広がる―。

著者等紹介

富安陽子[トミヤスヨウコ]
1959年、東京都に生まれる。児童文学作家。『クヌギ林のザワザワ荘』で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞受賞、「小さなスズナ姫」シリーズで新美南吉児童文学賞を受賞、『空へつづく神話』でサンケイ児童出版文化賞受賞、『やまんば山のモッコたち』がIBBYオナーリスト2002文学賞に、『盆まねき』で野間児童文芸賞を受賞。絵本作品『さくらの谷』(松成真理子・絵/偕成社)で、第52回講談社絵本賞を受賞

吉田尚令[ヨシダヒサノリ]
1971年、大阪府に生まれる。絵本画家。絵本『希望の牧場』(森絵都・作/岩崎書店)でJBBY賞受賞(IBBYオナーリスト・イラストレーション部門選出)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

224
透き通った丸いひかりは今月も空に浮かんでいます。その時を待ちわびていたように、一斉に羽ばたいたり踊りだしたりするのです。夜風にのった月あかりの温もりに、この夜だけは花が満開に咲くそう。海原を照らし、水面の魚の群れは煌めきながら、クジラとともに泳いでいます。窓の外から子どもたちを見つめる優しいひかりはこの街を照らし、南の島や砂漠の果て、戦場にも届いています。悲しみや苦しみを一瞬でも忘れさせてくれる、ふしぎな月。欠けては満ちる大切な想いを満月の夜に思い出しながら、この世界の広さを改めて感じてみたいと思います。2023/01/15

のっち♬

174
どんな場所にも分け隔てなく光を投げかける月の存在をワンダーに描いて、「とおいくに」の現実を照らし出す。虫から変身する妖精、野原いっぱいに咲く花、泳ぎ回る海の生物、飛び回る赤ちゃん…落ち着いたタッチで賑やかな蠢きを描き出すことでスケールの大きな恍惚感と淡いノスタルジーが生まれている。ゴッホを彷彿とさせる月の光と平和への祈りが波動(この点で海は特に力が入っている)のように重なり合って目覚めを促す芯の強い作品。「月よ、月。ずっとそこからてらしておくれ。このよがやみにしずまぬように。わたしがやみにのまれぬように」2022/11/15

ちゃちゃ

128
見上げると夜空に輝く月。野原を、海原を、街を、煌々と照らす「ふしぎな月」。太陽が明るい陽光をふりそそぐなら、月は暗い闇を照らし出す。この地球に夜の静寂(しじま)が訪れると、月は満ち欠けを繰り返しながら、生きとし生けるものの喜びや哀しみを、あまねく優しく照らしてくれる。私たちが暗闇に沈まぬよう、いつでもどこででも見つめてくれている月。そのさやけき光が、独り夜空を眺めている人々の心をそっと慰めてくれますように。万物を慈しむように輝く月。「月よ、月。」という呼びかけが、静かな祈りのように心に響く素敵な絵本だ。2022/01/31

ふう

97
ゆっくりページをめくり、幻想的な絵と静かに語りかけてくる文をかみしめながら読みました。昼間の光が知らない、静かで密やかな世界。サバンナの月では、地球が生まれた頃の大きな月を想像してしまいました。月の光は本当にふしぎです。じっと見つめていると、そのやさしさに「弱きもの、小さきものをどうぞお守りください。」と祈ってしまいます。そして、いつまでも地球のそばにいてくださいと。こんな美しい月がずっと隣にいてくれたのだから、地球も美しい星でいたいですね。2021/12/31

MI

95
ふしぎな月。つきがのぼり始めると、木や草の影にかくれた虫たちがはばたいて妖精となって踊りだしました。草もどんどん伸びてお花畑になりました。海も月が照らすと魚たちがのぼってきます。月はこの世が闇に沈まぬように、私たちが闇にのまれぬように。 すごくステキなこともあるし、悲しいことも月が照らしてる。月を中心に温かい作品。おすすめです😊2023/09/05

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